現在17万キロ走行のパッソのエアコンが効かない理由とは?ファンシュラウドの故障とその影響を徹底解説!
秋元自動車です🚗
暑い時期が近づいてきましたが、それに伴いエアコンの修理依頼も増えています。
特にこの猛暑でエアコンが効かない長距離運転は極めて危険ですし不快です💦
今回お預かりさせていただいた17万キロ走行のパッソで、エアコンが効かないとご入庫いただきましたが、警告灯も点灯していましたのでその原因を調べてみたところ…
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ファンシュラウドの故障であることが判明しました。
本記事では、ファンシュラウドの交換の必要性と、交換しない場合のリスクについて詳しく解説します。
ファンシュラウドとは?
ファンシュラウドは、車のエンジン冷却システムの一部であり、ラジエーターのファンが効率よく空気を送るための風道を作る役割を持っています。この部品が故障するとエアコンシステム全体に悪影響を及ぼします。
形としては扇風機の羽がついたような形をしていて、送風など風の流れに大きく影響を及ぼします。
ファンシュラウド故障のサイン
- エアコンの風が弱い: エアコン使用時に風力が著しく低下。
- エンジンの過熱: 警告灯が点灯している場合、エンジンの過熱が原因です。
- 異音の発生: エンジンルームから異常な音がする。
ファンシュラウド交換の必要性
ファンシュラウドが故障していると以下のような問題が発生します:
- エンジンの過熱: エンジン温度の適切な管理ができなくなります。
- エアコンの効き目が悪化: エアコンの性能が低下し、車内温度調整が難しくなります。
冬はそこまで影響を感じませんが、夏は暖かい風しか出てこなかったりと体調管理にも影響が出てしまうので危険です。 - 燃費の悪化: エンジンが効率よく動かなくなり、燃費が悪化します。
交換しないことによる危険性
ファンシュラウドの交換を怠ると以下のリスクが高まります:
- エンジンの深刻な故障: 過熱が続くことでエンジンに大きなダメージを与える可能性があります。エンジン自体はかなり高音になる部品なので車室内の温度を管理する部分が故障してしまうとさまざまな部位に波及してしまう恐れがあります。
- 運転の安全性低下: エンジンが過熱することにより、不測のエンジントラブルで運転中に停止するリスクが高まります。特に今回は警告灯がついていたくらいですのでオーバーヒートになってしまう危険性もありました。
- 高額な修理費用: 他のエンジン部品へのダメージが広がり、修理費用が増大する可能性があります。
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まとめ
ファンシュラウドの故障は重大な問題です。エンジンの安全性とエアコンの効果を保つために、早急な交換が必要です。今回はたまたまエアコン修理でお預かりした際に気づくことができたのですが、警告灯が点灯した時は速やかに点検と修理を行い、安心安全なドライブ生活を続けましょう。
定期的な点検を行うことで様々な故障や不具合などを未然に予防することができますので
日常点検を怠らないようにしましょう✨
🔷本社工場:東京都豊島区長崎1−9−24
(西池袋ICすぐ・椎名町駅北口徒歩3分・立教大学近く)
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椎名町駅から車で1分(西池袋ICすぐ近く)
要町駅から車で3分
小竹向原駅から10分
山手通り沿いにあります。
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(バス停:富士見ヶ丘団地 徒歩1分)
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